イングランドとスコットランドの女王についてのお話。イングランドはエリザベスが王位を継承し統治していた。そこにフランス王に嫁いだけれども、王が死んでからスコットランドに戻ってきたメアリー。二人は隣国ということもあり、お互いが意識しあいながら生きていく。
歴史映画なので、フィクションも交えてなのだが理解するのが難しい場面も多々ある。王位をめぐる話なのだが、そこまで王位にこだわる必要があるのか?など疑問もある。ただメアリー女王はスコットランドの方に非常に慕われている女王のようだ。
ブラッディメアリーとはまた違うので、そのあたりご注意を。
陰謀に陰謀が重なる
この時代、結婚一つとっても陰謀が渦巻いている。自分の息子を王にして、院政を引こうとしているものもいれば、自分の王位を脅かされないようにするために結婚相手にケチをつけたり。色んな人が自分のことだけを考えて動いている。もちろんエリザベスもメアリーも自分の欲のために動いたところもあっただろう。
なんでこの時代はこんなに人を裏切ったりするんだろうね。今の常識で考えると、全然わからない。最終的には歴史ではメアリーが処刑されるわけだけど、処刑される理由も不明だ。
まぁ女性の複雑な感情が揺れ動くのを感じる、というのがこの映画のメイン7日もしれない。歴史はまぁわからなくてもいいのかも。