ナイスミドルになりたい~松本孝行のブログ~

教育とか雇用とかの社会問題、後は趣味のマンガを中心にしたテーマで書いてます。アゴラや自社サイトにかけないだろうなーっていう話題がメインです。

【英国総督 最後の家(字幕版)】難しい決断を迫られた歴史的な1ページ

英国総督 最後の家(字幕版)

英国総督 最後の家(字幕版)

  • 発売日: 2019/02/21
  • メディア: Prime Video
 

インドはイギリスの植民地だった、ということは歴史の勉強をしていれば知っていることだろう。植民地化は欧米始め、日本も参戦して行き、最終的に第二次世界大戦・太平洋戦争が勃発することになる。その後、アフリカの諸国などが独立していったが、インドも戦後に独立した。

ただし、インドは複雑な国内事情があったインドはイスラム教を振興するムスリム、そしてヒンドゥー教を振興するヒンドゥー教徒が共存していた。そして独立するにあたり、宗教対立が激化していくのだった…

分裂しないほうがよかったのか?

現在、インドはヒンドゥー教徒の国、そしてお隣のパキスタンがイスラム教徒の国になっている。元々パキスタンはインドの東西に領土を持っていたのだが、東側のパキスタンは今はバングラデシュとして独立して、違う国になっている。

最後の総督としてやってきたマウントバッテン卿はインドの独立をどうするか、頭を悩ませていた。インド人全体から尊敬されているガンディーは「分裂独立などありえない」という。しかし分離独立、パキスタンを主張しているジンナーは強硬的だったため、結局の所分離独立することになった。

実際、分裂せずに独立するとなったらどうだったのだろうか?独立前には宗教対立で家や村が襲われたり、列車が襲われたりしていた。それを独立することで国境線を引き、国内での暴動を抑えようとした。結果、国同士の戦争になるわけだが、これが国内でずっと暴動が起こっていたほうが良かったのだろうか。

今から考えても、何がベストが難しい問題ではある。しかし、こういった歴史があったこと、そしてこういった分裂の歴史において、生きた人の子孫がいるということがわかっただけでも、この映画は意味がある。最後、この映画をなぜ撮る必要があったのか、それがわかるだろう。