金持ちの男の別荘にヘリで連れてこられた女性が、男性の連れてきた狩りの仲間に乱暴され、崖から落とされてしまう。死んでいると思っていたが、彼女は生きていた。決死の覚悟で男たちに復習を行う…
ストーリーとしてはわかりやすくて面白いな~って思うんだけれども、正直この作品は「どこに焦点を当てて見ればいいの?」っていうのがわかりにくい映画だなと。
変にリアルなのに現実離れしている
例えば崖から落とされた場面では、確実に死んでしまうような怪我を追う。復習するなら、そこまでではなくてもいいのにという状況を描写している。なぜそこまでやったのだろうか?
また男たちと戦う場面での流血のシーンなどは、めちゃくちゃリアルだ。血や怪我の部分をそこまでリアルに書いてしまうと、そこにばかり目が行ってしまう。ストーリーやドキドキ感などが薄れてしまうのだ。
他にもありえないような設定がたくさんあるけれども、一部でえらくリアルな描写をしていたりと、何を描きたいのかがよくわからない作品だった。たぶん、このタイトルと予告編を見たら、やられていた女性がリベンジしてスカッとする映画を想像するだろう。しかしそうはなっていない。
タイトルや予告編に騙された!という人は少なくないだろうな。