見た目に自身がないレネーは友達と一緒に婚活サイトに登録したり、ジムに行って自分を変えようとしているが、なかなかうまく行かない。ある日、ジムでトレーニングをしていたら、頭を打って気を失ってしまう。目が覚めると、レネーは絶世の美女に変わっていた…とレネーにだけはそう見えていたのだ。
全く見た目は変わらないのだが、自分自身が「自分はすごいキレイなんだ!」と自信を持って振る舞うことができるようになっただけで、周りの反応も変わってくる。自信を持つということが大事というのがよく分かる映画だ。
根拠のない自信こそ、幸せに生きる秘訣かも
レネーは自分自身がキレイになったことによって、少し暴走気味になってしまうこともあった。それによって友達と疎遠になるなどもあったため、行動は考えないといけない。しかし自信があることで多くの人がポジティブに自分を捉えてくれるようになるのだ。
若者は将来に対して、根拠のない自信を抱いている。子どもなんてさらに根拠のない自信を持っている。サッカー選手になりたい、野球選手になりたい、研究者になりたいなど、自分の可能性が無限大ということもあって、自信を持っている。それが大人になるごとに自分の限界を知るようになる。そうして自信をなくしていく。
しかしレネーにしてもそうだが、この自信というのは他社からの評価による影響が大きい。レネーの場合は他社から見た目が店員に間違えられたりするということ、それが自信をなくす原因になっている。しかしレネーが自信を取り戻すのは自分自身の内側から取り戻す。誰もレネーに「キレイだね」とか「カワイイね」とか言うわけではない。それでも「自分はキレイなんだ!」と勘違いし、内側から自信が出ているのだ。
この映画から学べるのは自信というのは自分の内側から湧き上がってくるものであるということだ。つまり周りの評価のことなど樹にせず、自分の内側から自信が湧き出る仕組みを作ることで、大きく自分自身が変わるということだ。どのようにして内側から自信を湧き出るようにするか、ここが難しいのだが…
ただ一つ言えるのは、周りの声なんて気にしないっていうのが最初の第一歩だろう。