デンゼル・ワシントン主演、ダコタ・ファニングが子役として出演している映画。部隊はメキシコでテロ組織との戦いを米軍で続けていたクリーシーが軍隊を引退し、酒に溺れる日々を過ごしていた。ある日、同じ軍隊に所属していた年上の友人レイがボディーガードの仕事を持ってくる。
気が進まないが、面接を受けてピタの学校や習い後の送り迎えをするボディーガードを行うようになったクリーシーは次第にピタと心を通わせていくが…
文字通り命をかけるということを実行した
邦題は「マイ・ボディーガード」という名前だそうだ。メキシコといえば犯罪が多い国で知られているが、学校に行くのもボディーガードがいないとダメなのだろう。実際に誘拐事件というのはたくさん残っていて、ある種ビジネスとなっている。子供だけでなく、仕返しで家族を誘拐しては殺すということもあるようだ。
そんな危険地域でボディガードをするということがどれだけ大変なことか。その証拠に主人公のクリーシーは命をかけることになる。命をかけるとか結構日本だと簡単に言える言葉だが、メキシコだと重みが違う。
映画ではある種、万人受けするように終わっているようだが、原作はかなりエグい終わり方をするようだ。創作・フィクションは夢や希望を語れる分、現実のほうが救いようがない。
主演のデンゼル・ワシントンはさることながら、ダコタ・ファニングの演技が光る作品だった。