実話に基づいた映画で、ホームレスの男性がある猫と出会って、その猫と一緒に有名になっていくという物語。猫のボブが支えてくれて、ジェームズは本を出版するまでになった。それまでにホームレス生活を始めとして、紆余曲折があった。それが映画では描かれている。
猫は見守ってくれる
茶トラの猫、ボブはかわいい。すごく可愛いのだが、それだけではない。ジェームズが苦しいときにはずっと見守ってくれている。何を刷るわけではないけれども、近くにいて見守ってくれているのだ。どこかに行くこともなく、近くにいる。何もしないけれども見守っている。
この猫が見守っているということがすごく大きい。ジェームズはそれがなければ、この映画のエンディングを迎えることは出来なかっただろう。
実際、猫にしても犬にしてもペットとして飼うというのはなにかプラスになることをしてくれることはない。餌もいるし、トイレも用意しないといけないし、手間もかかればお金もかかる。それでもあえて一緒にいるというのは、人間にとっては一緒にいるということに大きなメリットがあるということだろう。
猫と一緒に過ごす時間
私は実家で猫が2匹いるが、もうすでに私のことを忘れている。1ヶ月もいないと、だいたい忘れてしまうのだ。ただでさえ人見知りの猫たちだから仕方ない(笑)それでも、猫というのはすごく愛おしいものだ。
猫と一緒に過ごした時間、そして今後も実家に帰ってから猫と少し触れ合う時間は大事なものになるだろう。ボブとジェームズの触れ合う時間も、何事にも代えがたい時間だと思う。猫好きにはきっとわかってもらえるだろう、この気持ちを。