とあるレストランで働くシェフ、カール・キャスパーは新しい料理に挑み、名のあるグルメブロガーですらも認める一人の料理人だった。ある日、有名な料理評論家がやってくることになり、そこでオーナーの指示により創造的な料理を封印され、伝統的な料理を作ることになる。
そのことがきっかけでネット上でも大炎上し、オーナーとも再度喧嘩して店をやめてしまう。料理で喜んでもらうのが大好きなカール・キャスパーは元妻の誘いに乗って食べたキューバサンドに魅了され、フードトラックでキューバサンドを販売していくことに…
楽しく仕事をすることの大切さ
主人公であるカール・キャスパーのように、オーナーに自分がやりたいこと以外のことを指示され、そして自分の領分ですらも命令されるということは会社員であれば誰しも憤りを感じたことがあるだろう。組織にいれば、どうしても自分のやりたいように出来ないことは多々ある。
シェフはレストランをやめてしまったが、フードトラックでお客さんに対して自分の考える料理を食べてもらうことを諦めなかった。自分のやりたいこと、自分の考える「美味しいと思うもの」を多くの人たちに食べてもらおうとし続けた。
おそらく仕事をする上で大事なことは、この自分自身の考え方をずっと持っておき、諦めない事が大事なのだろう。別に会社にいるのがダメとか独立すればいいというわけではない。一人で仕事をしていても、会社に勤めていても、自分のやりたいことや気持ちを大事にし、いつかそれを表現しようと持っておくことが大事なのではなかろうか。
カール・キャスパーはそれを諦めなかった。諦めなかったからこそ、多くの人がついてきたし、周りの評価を大きく覆すことにも成功した。そのタイミングがいつ来るかは人によってバラバラだろうが、やはり諦めないということが大事なのだろう。諦めたらそこで試合終了です、ということですな。
アマゾンプライムで見れるので、プライム会員の方は良ければどうぞ~。