ナイスミドルになりたい~松本孝行のブログ~

教育とか雇用とかの社会問題、後は趣味のマンガを中心にしたテーマで書いてます。アゴラや自社サイトにかけないだろうなーっていう話題がメインです。

【パチンコが本当になくなる日】ぱちんこ業界は全く日本らしいなぁ

パチンコが本当になくなる日 (扶桑社新書)

パチンコが本当になくなる日 (扶桑社新書)

 

パチンコは普段しないのだが、この本を何かのブログで紹介されているのを見て、中古で買った。最近買う本は大体Amazonの中古で買っているので、おすすめだ。

さてパチンコ業界について書かれたこの本を読むと「なんとも日本的だなぁ」ということを感じずにはいられない。パチンコ店舗のホール、パチンコの機械を作るメーカー、そしてそれらの監督官庁である警察、この3社が綱引きを繰り広げているのだ。

はっきりとした違反が書かれていないぱちんこ

パチンコ業界がまさに日本的だなと思うのがはっきりとした違反というのが書かれていないということだ。大体、グレーな部分というのは当然あるものだがパチンコ業界でははっきりとした部分が大変少ないように感じる。

例えば釘の問題では垂直からおおむね垂直であること、でなければ違反機種としてパチンコホールに置くことはできないとなっている。ではこのおおむね垂直とはどの程度なのか?というと、別に文字に書かれているわけではないようだが、10度程度まではOKとされているようだ。

また射幸性の問題も大変あいまいだ。どの程度射幸性を煽ったらダメなのか?どの程度まで当たればいいのか?ということもはっきりとした基準はない。ただし、検定試験のときに通る基準というのはあり、それがメーカー側にまことしやかに流れているようだ。

こういう話を聞くと「はっきりと法律で決めたらいいんじゃないの?」と思うが、そういうことをしないのがパチンコ業界のようだ。バンバン当たる機械が出てきて、それはダメだと警察に注意されて撤去し、また別の形でバンバン玉が出る機械を作るという繰り返しのようだ。

少子化でぱちんこは生き残れるか?

日本全体が少子化であり、労働生産人口は落ちて経済規模が小さくなっていくことは避けられないが、パチンコ業界も斜陽産業の一つのようだ。パチンコホール・メーカーともにプレイヤーがどんどん減っているのだ。特に最近はスマホゲームとプレイヤーが重なるようで、スマホゲームにとられている。

で、今後はカジノも出て来るであろうとされているので、パチンコ業界は生き残るのはかなり難しいようだ。だから海外に出たり、インバウンドの外国人にプレイしてもらうような方向に動いているとのこと。

日本的なパチンコが世界の人たちに受けるかどうかはわからないが、外国人や外国への展開となると、日本のような曖昧な運用は難しくなるだろうなと思う。海外、特に欧米ははっきりしているイメージがあるので、簡単には展開できないだろう。

個人的にパチンコはやらないが、おじいさん・おばあさんの暇つぶしとして非常に良いものとなっているように思う。ゲームセンターのコインゲームに没頭するご高齢の方々も出て来ているようなので、今後は別に三店方式で換金できなくてもいいスタイルのパチンコが増えるような気もする。

最近では漫画喫茶であるとかラブホテル、その他の場所にパチスロ・パチンコの機械が置かれている。換金はできないが単純に遊ぶ面白さに引かれてプレイする人がいるということの証拠でもある。であれば、ギャンブル製とは別のところで勝負すれば、正気もあるのかな?というようにも感じる。

パチンコ業界も大きく変わらなければならない時期に来ているようだ。