ナイスミドルになりたい~松本孝行のブログ~

教育とか雇用とかの社会問題、後は趣味のマンガを中心にしたテーマで書いてます。アゴラや自社サイトにかけないだろうなーっていう話題がメインです。

レースクイーンを廃止するなら、何の職業で働くべきか代替案を示すべき

レースクイーンがF1で廃止されるというニュースが全世界に流れて衝撃が走った。レースクイーンという存在がF1には適さないということで廃止になったようだが、F1にレースクイーンが必要か?というアンケートでは60%が必要と答えたそうだ。

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これも一つのポリコレだ。女性蔑視だという声が以前から上がっていて、それに負けた形になっている。アメリカ・イギリスといえばポリコレが進んでいる国ではあるが、この決定によって誰が得をするんだろうか?

得するものは誰もいない、しいて言えば…

レースクイーンを使わないことで、得をしている人はまったくいない。メリークリスマスを禁止し、ハッピーホリデーと言うように配慮したところで誰も得してないのと同じだ。

しいて言えば得している人は前々からレースクイーンという存在を苦々しく思っていた人たちくらいだろう。女性蔑視だと声を上げていた人たちの溜飲を下げる事はできたかと思う。ただ、社会的なメリットとしてはたったそれだけだ。

逆に損をしたのはレースクイーンをしていた女性たちだ。自分たちの職業や活躍できる場が奪われていった。場合によっては彼女たちはアイドルや女優の卵として、レースクイーンという下積みをしていた人も多いだろう。日本なんかでは結構多い。おのののかや高島礼子江角マキコなんかもそうらしい。

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彼女たちの活躍の場、下積みの場がなくなってしまえば、芸能界への足がかりもなくなるだろうし、モデルとしての足がかりもなくなってしまうだろう。今回のレースクイーン廃止は女性の美を仕事にしている人たちの活躍の場を奪ったと言える。

彼女たちはなにをして働けばいいのか?

ポリコレを主張する人たちがレースクイーン廃止を訴えるのはわからなくはない。ではレースクイーンで働いていた人たちは一体なにをしたらいいのか?どんな労働をして食い扶持を稼いでいけばいいのか。その代替案を廃止論を唱える人たちははっきり示すべきだ。

女性蔑視の仕事をするな、それで稼ぐなというのであればなにで働けばいいのか?彼女たちは美を仕事にしてはいけないのか?女性性を仕事にしてはいけないのか?あまりにもこの決断は表面を取り繕っているだけでしかない。人間としての欲望を覆い隠しているだけにすぎない。

レースクイーンを廃止するのではなく、例えばジャケット・パンツスーツだったら?など、他にも彼女たちの職を奪わずにすんだ代替案はあったはずだ。それを頭ごなしに否定しても、誰も幸せになどならない。

ポリコレのおかげで我々は生きづらい世の中になっている。