喫煙スペースというのはどんどん減っていき、東京に行くと喫煙所が町中にあるが、そこに喫煙者がたむろってたばこを吸っている。なかなか面白い光景だなと思うが、タバコに関して下記のような増田ネタがあった。
増田の言うこともよくわかるが、しかし残念ながら世の中フォーマルな会議のなかだけでものごとが決まるなんていうことはない。会議の中、仕事中でみんなが知っている中だけで仕事が決まっていくなんてありえないのは、ちょっと働いたことがあればわかることだろう。
映画「幸せのちから」では主人公が証券会社の社員になる話であるが、その会社に入るきっかけになったのは顧客リストで上顧客に電話をし、そしてプライベートで話をしたことがきっかけだった。そして投資案件などもテレアポのあと、一緒に競馬を見たり食事をしたりして決めるわけだ。
これはフリーランスの仕事も同じだが、紹介もあれば営業で決まることだってある。そして会議の場で決定することもあるが、実際にはそれだけが全てではない。なんとなく飲み会の席で話をしていた時に決まったことが大きく動き出したりすることは多々ある。
喫煙所で何かが決まる、会議が進行されているというのが嫌だという気持ちはわかるが、だいたいそういう根回しなどが会議外で行われていると考えればいいのではないだろうか。たまたまそれが喫煙所だったかもしれないが、ランチの場かもしれないし飲み会の時かもしれない。
あまり世の中が正しい・キレイ・公正と思わないほうがラクになるのではないだろうか。